普段我々は
当たり前のように両手を使っていますが、
よもぎちゃんにとって両手を使う、ということは、
なかなかにハードルが高いことであったらしく、
三ヶ月半にして
ようやく
両手で何かをする、ということが
できるようになってきました。
できる、といっても
両手でオーボールを引っ張るだけですが。
しかし、
よくよく考えると
両手で引っ張るということは
両手で同じくらいの強さで握り
両手を異なる方向に向けて力を入れて
その状態で握った状態を維持する、という、
まじめに考えだすと
自分の腕の力の入れ方がわからなくなりそうなことを
やる、ということであり、
なかなかに
高度なようにも思えてきます。
もっとも
まだ両手の運動機能制御は完全ではないらしく
すぐにどちらかの手が
ボールをつかんでいられなくなりますが。
さらに新しいことができないだろうかと、
ちょっと考えてみましたが
ビンのふたをあける、といった動作は
もっと手が大きくならないと
そもそも瓶の蓋をつかめないことに気がついたので
もうしばらくはオーボールでいいことにしようとおもいます。
そう思うと
ビンの蓋がある一定の大きさの範囲に収まっているのは
意味があることなんだと、
妙に納得した次第です。